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21 21 DESIGN SIGHT : ウィキペディア日本語版 | 21 21 DESIGN SIGHT[とぅーわん とぅーわん でざいんさいと]
21_21 DESIGN SIGHT(トゥーワン・トゥーワン・デザインサイト)は、六本木・旧防衛庁跡地に誕生した複合施設「東京ミッドタウン」内に作られたデザイン専門施設である。以下、同項目を21_21と略して表記する。 == 概要 == デザインという視点から日常的な出来事や物事に目を向け、企画展を通して様々な発見や提案を行う。「デザインについてリサーチし考える場所であると共に、ものづくりの現場でもある」として、従来の『ミュージアム』との違いが強調されている。この背後には、すでに海外に存在している様な工業製品を並べただけの展示場所から脱したいという思いと、デザイナー・企業・職人・使い手という個々の点を一つの線へとつなぐ『デザインの拠点』が必要であるとの考えがある。 ディレクターにはデザイナーの三宅一生、グラフィックデザイナー・佐藤卓(「明治おいしい牛乳(明治乳業)」「キシリトールガム(ロッテ)」などのパッケージ)、プロダクトデザイナー・深澤直人(携帯電話「INFOBAR(au/KDDI)」等)が就任。アソシエイトディレクターにデザインジャーナリストの川上典李子を加え、この4名でギャラリーのプログラム企画を担当する。原則的には年3回から4回、1人のディレクターが1つのテーマを扱い企画展を開催。また展示期間中にも様々なプログラムを予定している。 建築設計は安藤忠雄が担当した。安藤がテーマとしたのは「日本の顔としての建築」。日本一長い複層ガラス(11.4 m)や、折り曲げられた巨大な一枚鉄板の屋根(約54 m/約450 m2)を用いるなど、日本が持つ建築技術を最大限に追求し設計された。また一枚鉄板には、三宅一生が取り組んできたテーマ「一枚の布」に対応するという意味が込められている。地下階が延床面積の約8割を占め、地上で見ただけでは想像出来ないボリュームがある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「21 21 DESIGN SIGHT」の詳細全文を読む
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